簡単に情報を手に入れられない世界だからこそ情報力が大事
とてもわかりやすいと思った、本に紹介されている例を一部紹介します。
子供のスポーツ観戦チケットを無料にするかどうかという議論があるとします。
私はそれに反対しなければならないと仮定します。
なぜ無料にするのかと言う理由はこうです。
- 家族層の来客が増え実際にフードやグッズの売り上げが上がる
- 将来子供が大人になった時にもスタジオに来てくれる
これにただ反対するのではなく、
その理由には条件がついているはずなので、
その条件が本当に成立するのかどうかを話題に変えて、健全な議論にするという手法。
例えば子供の有無に関係なく来てくれるお客さんもいるが、
その家族が子供1人だとしたらそもそも対して安くはならないはず。
大人のチケットが5000円で子供のチケットが2000円だとしたばい、
そもそも行かなかった大人が子供の分2000円安くなったからって、行く気になるのか?と言う話。
だけど、子供が3人以上なら5000円 + 6000円だったものが、5000円だけで済むと言う話になる。
それであれば来てくれるだろう。
と言うところから議題について分析をしていく。
そして上の分析の結果をそのまま相手にぶつけるのではなく、
条件を加えることにする。
もともと来なかったけど子供のチケットが無料になってきてくれるようになるお客さんは子供が3人以上ある家族が対象となる
その客層が半分以上であれば効果が見込めるので賛成する。
と言うふうに主張が成立するために必要な条件を明確にする。
そうすると議題は答えが決まってある客層の割合を調べることになり、
ただ単に自分の主張を言い合うような議論にはならないということ。
上のれいは記憶に頼ってかいたものなので本文の内容とは違うし、
本には話の技術の命名とかもあわせて話している。
ただ結構難しくて会話していてすぐにこの言い方ができるのかは疑問だけどw
実際に職場だとドキュメントベースで議論することも多いので、
時間をかけて文章を作成するので、
この技術は結構これから役に立ちそう。
技術というか、議論に対する姿勢とかの話な気もする。
どちらかというと相手の主張を根拠なく否定するのではなく、
その主張を理解した上でより細かく分析し、
答えの決まってあるデータでいいのかどうかの話ができるように持っていく。
そして本の中にはいろんなケースに対しての技が紹介されています。
では、また!