JavaScriptを有効にしてください

弟を守る、長女の成長を感じたエピソード

 ·  ☕ 2 分でこの記事を読むことができます

日本の小学校には登校班というのがある

日本に来て今年20年になりますが、
子供が学校に入る2年前までは登校班というものを知りませんでした。

大きい子が前と後ろで小さ子たちを間に入れて1列に並んで学校に行くんですよね。
学校に行く途中に家に寄ってみんなを拾っていくんです。

時間になる前に娘もその列に合流するために、家の前で待つようにしています。

一番下の弟が外に出たがる

お姉さんが家の前に出る時に、
一番下の弟くんがいつも一緒に外にでたがるんですよ。
玄関でギャーギャー泣いて、
お姉ちゃんが「しょうがないなー、一緒に出るか」と連れてってくれるのですが、
もちろんそうなると親も強制的に出なきゃいけないんですよねw

本題のきょうのできごと

今日は私がご飯を食べている最中にいつものギャーギャーが始まったのです。
またお姉ちゃんが「連れてっていい?」というものですから、
いいよ、と返事した後急いで残りのご飯を口に入れて、
もう1人の弟が1人で遊べるように時間稼ぎができるものを探していました。

そしたらチャイムがなって「パパ、来て」と娘が言ってきたのです。

弟が道路に出ようとしているのかな?
お姉ちゃんに散歩に行こうとでも言っているのかな?

など思いながら最後のご飯の一口を無理やり口の中に突っ込んで外に出ました。

外に出て目にした光景

外に出ると慌てる娘と、すでに先を進んでいる登校班の姿が見えました。

弟を私に渡すと、
娘は私と弟に「バイバイ」とした後、
登校班の列に走って行ったのです。

一瞬のことすぎて私は状況把握に必死で、
娘に「登校班を先に行かせてまってくれてたんだね、ありがとうね、行ってらっしゃい」などという暇はなかったです。

「バイバイ」しか返してない私は娘が去っていた後、
なんとも言えない気持ちを胸の中から感じていました。
うまく表現できないのですが、

大きくなったんだなと、
自分のことより弟のことを守ってくれていたんだと、
自分でそういう判断ができるようになったんだと、
もう本当に一人前の立派な人間になったんだと、
そう感じました。

まだ小学3年生、
もう小学3年生、
だんだん娘が大きくなっていく、
息子たちも大きくなっていく。
この瞬間を大切にしていかないとですね。

では、また!

共有

じにょぎ
著者
jinyogi
主にアプリの開発、最近は家族の思い出の動画作りにハマってる